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続・WordPressを高速化

前回の記事でWordPressの高速化をやりましたが、今回もその続きになります。

あれから一週間経ったころ、何気なくもう一度PageSpeed Insightsで測定してみました。
すると驚くことに、さらにスコアがアップしているではないですか。

この前の測定では、モバイルのスコアが81でパソコンは99でしたが、今度はモバイルが96と大幅ランクアップ、パソコンは100点満点!
前回は高速化の手段として使用したのはプラグインとしか書かなかったので、使用したプラグインを白状します。

それは、NitroPackです。 海外では有名らしいですが、日本語での情報はまだあまりないですね。

実はAutoptimizeですとか、WP Fastest Cache、WP Rocketなどなど、有名どころのプラグインを設定を変えつつ一通り試したのですが、どれも中途半端にしかスコアが上がらなくて決め手に欠けていました。
こうなったらソースコードと睨めっこか…と暗い気持ちでいたところ、NitroPackを海外のWP関連のYoutubeで目にしました。
そこで藁にもすがる思いでNitroPackを試してみたというわけです。
NitroPackは高速化のために必要なサービスがオールインワンで提供されています。
他の高速化プラグインと比較にならないほどのレベルで改善してくれるため、NitroPackはチートだという声も上がるほどです。

NitroPackのサイトのブログを読むと、そのマジックの種明かしがされています。
スクリプトの遅延読み込みや、画像圧縮、適応サイズ設定、画像遅延読み込みなどの画像の最適化、CDNの活用、などを総合的に組み合わせることによって効率的にサイトを最適化できるのだそうです。

なんだか小難しくてイマイチ理解できませんが、結果が素晴らしいのでとりあえずよしとしましょうか。

ここまでは良いことばかりでしたが、問題が一つあります。

それは、有料だということです。
50,000ページビューまでは17.5ドル〜/月、200,000ページビューまでは42.5ドル〜/月、1,000,000ページビューまでは146.67ドル〜/月という価格になっています。
このほかCDNの帯域幅も加味され、上記の三段階の価格設定でそれぞれ毎月、25GB、100GB、500GBまでとなります。

まあ、これだけのパフォーマンスを発揮してくれるサービスですから、有料でも当然かもしれませんね。
では対価を払ったのかといえば、答えはノーで、お試しでできるフリープランを活用させていただいています。

もちろんそちらには条件がありまして、フリープランは月5000ページビューまで、CDNの帯域幅は月1GBまでとなっています。
それから、フリープランだとNitroPackのバッジがフッターに表示されてしまいます。
それらを差し引いても、お試しする価値はあると思います。

半月間使ってみたところ、フリープランの1か月の限界までページビューはかなりの余裕がありますが、CDNの帯域幅は1GB中の460MBまで来ているのでギリギリ収まるかどうかといったところです。
もしも使い切ったらリセットされるまで他のプラグインで凌ごうかと、とりあえずは考えてます。
有料にするかどうかは、しばらく様子見したいと思います。
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